





1972年生まれ。NTTにて法人営業やIR活動に従事した後、IT系コンサルティングファームを経て、2002年にアリエル・ネットワークに入社。情報共有ソフトウェアの企画や、ブログを活用したマーケティング活動に従事。2006年アジャイルメディア・ネットワーク設立にあたりブロガーの一人として運営に参画。2009年2月に代表取締役に就任。個人でも「tokuriki.com」や「ワークスタイル・メモ」等の複数のブログを運営するほか、最新のネットマーケティングに関する複数の執筆・講演活動も多数。




基本は毎日1回RSSリーダーを見ていて、それが情報収集の中心になっていますね。フィードを500個以上放り込んであるんですけど、それをできるだけ30分くらいで眺めるようにして、基本的には情報収集をそこで終わらせるようにしています。
おそらく世間的な状況で言うとTwitterだと思います。僕の情報収集にはあまりTwitterは影響がないんですが、ネタフルのコグレマサトさんなどは「もうTwitterしか見ない」って言い切っています。仕事をしながらTwitterを見ているので、Twitterに張り付いてるような感じだと思います。コグレさんにとっては、Twitterで話題になっている情報=見るべき話題になっているので、それを追っていくみたいな感じだと思うんですけど、僕の場合はTwitterだとダメですね。
なんでかなぁと思っていたら、やっぱり「未読」「既読」がないとダメなんですよね。多分RSSリーダーを僕が使っているのは、やっぱり全部読むためだと思うんですよ。RSSリーダーには見落としがないように読むためのツールとしての役割があると思います。めったに更新されないんだけれども良いことを書いているようなブログをまとめて一箇所で、ポータルとして見られるっていう存在意義は多分無くならないと思うんですよね。それを将来RSSリーダーと呼んでいるかどうかは別だと思うんですけど。これって例えるなら首相の言葉は一つ残らず拝聴しようと思って張り付いているみたいな世界なので、かなり特殊だとは思います。
普通の人の情報収集って、ちょっと暇なときにいま何が起こっているだろうって見るだけなので、そうすると大体の人はYahoo!トピックスでいいわけですよね。そういう意味では僕が言ってる情報収集と一般の人の情報収集、特にビジネスマンと、主婦とか何かウォッチしなくてもいい人との情報収集では全然違うと思っていまして、一般的な情報収集の場所っていうのはYahoo!トピックスであったりTwitterであったり、ひょっとしたらmixiのトップページかもしれません。自分に関係あるものはココを見とけばまぁ、大体面白いことを教えてくれるよね、みたいなものの変遷はけっこう激しいと思うんですよね。ロングテール側の情報を全部押さえたいっていう人は、RSSリーダー的なもので自分でカスタマイズするっていう感じかなぁと思いますね。

前者の質問と後者の質問は多分同じだと思っています。ブログについてインタビューを受ける際、私はブログには3つ書き方があると言っています。
Twitterは完全に2番目のコミュニケーションですよね。日本の「ブログ」も、このコミュニケーション目的のブログが結構多いと思うんですよ。アメブロみたいな日記系ブログが多いブログサービスもそうですし、mixi日記もコミュニケーション欲求を埋めるために書かれていて、だからこそリアクションが楽しいみたいな話で、この部分についてはTwitterとバッティングする部分は相当大きいと思うんですよね。こういうオープンなテキストコミュニケーションならここでやった方がいいよね、みたいな役割分担がブログからTwitterに移行する部分は絶対にあると思うので、特にコミュニケーションを前提としているような、いわゆる「日記系ブログ」がある程度Twitter的なものに移る可能性はあると思います。
そういうコミュニケーション目的の日記系ブログがある程度Twitterとかに移ってスパム的なものが減って、メディア的なブログが逆に見えやすくなってくると、我々のようなメディア系ブログを中心にしたビジネスをしている事業者にとってはいいシナリオだったりするので、そう言う意味ではブログの一部がTwitterに移行することは前向きに捉えています。実際、メディア系ブログを書いている人も、コグレさんはまさにそうですけど、Twitterをツールとして使っていて、Twitterで色々聞いて情報を補足して、その結果をブログに書くみたいなことをしていますよね。あれが1つのパターンだと思うんです。メディアとしてはブログを使い、コミュニケーションにはTwitterを使うみたいな。
Twitter単体の話になると、アメリカと日本だとTwitterの影響力って現時点では相当違うと思うんですね。Googleトレンドで調べてみても、アメリカだと「Twitter」っていうキーワードが「Blog」に相当肉薄してきています。日本だとまだ相当差があって、それはやっぱりまだ時差があるって話かもしれないですけど。もう1つ思うのはやっぱり、類似のものが日本ってすごい多いよなーということです。mixi日記的なものってアメリカではあまりないですし、アメブロみたいなものも実はあまりないと思うんですね。日記系ブログの普及率って日本はすごい高いと思っていますが、実はmixi日記の最新一覧とかアメブロの最新一覧ってある意味Twitterだったと私は思っているんですよね。どちらのサービスも、興味のあるブログや友達の日記をRSSリーダー的に時系列で表示してくれるわけです。しかも両方ともモバイルで更新ができますし、利用シーンとしてもTwitterとかぶる点は多いと思います。PCインターネットが当たり前だったアメリカにおいてはiPhoneが流行してTwitterと一緒にモバイルインターネットに推移するみたいなインパクトで一気にガーっと浸透しているのに対して、日本は既にmixi日記やアメブロのようなものが既に存在していて、おまけに中高生の間では普通に使われているリアル(注:CROOZリアル等、様々な事業者が提供している携帯向け掲示板サービス)っていうTwitterっぽい掲示板みたいのもあるんですよ。そういう意味ではライバルが日本では多いなっていうのはあって、そこは予断を許さない感じではありますよね。
個人的には先ほども言いましたが、そういったコミュニケーション系のサービスと、メディア的なブログっていうのは、すみ分けするんじゃないかなぁと思っています。ただ、日本における「ブログ」ってやっぱりメディア系ブログよりも芸能人ブログの方がイメージとして強いと思います。芸能人ブログってひとこと「今」を切り取って書くみたいな話なんで、そういう意味でのいわゆる日本の「ブログ」とTwitterとは確実にバッティングするでしょうね。例えば、芸能人ブログって今考えるとTwitter的だなぁって思うわけですよ。例えばしょこたんブログ(外部リンク)って、携帯で一日に何十回も更新したりしてたわけでしょ。しかも写真付きで。あの人たちが果たしてTwitterに移行するメリットがあるのかなぁと思うと、今のままでいいんじゃないかっていうのがありますよね。アメリカだとTwitterが逆にアメブロみたいに芸能人をどんどん取り込んでいっていますけど、日本では芸能人がアメブロ中心に自分のブログを持っていて、そこでコミュニケーションが成立しています。しかも、記事マッチ(注:アメブロを運営しているサイバーエージェントが行っている著名人ブログを活用したプロモーション)みたいなビジネスモデルまであるので、そういう意味では日本はまたちょっと違う進化になるんじゃないかなと、そんな風にみています。あくまで、僕の仮説ですけどね。


僕は専らGoogleと、たまにYahoo!みたいな感じですかね。検索サービスはひろゆきさんも言っていましたが、やはり「これを使っていれば安心」と自分で思っている検索サービスを主に利用するのが普通だと思います。だから僕も「長いことGoogleを使っているからGoogleで」みたいな理由で使っているところもあるんですけど、僕の場合マーケッターでもあるので、ほかの人が検索したときにどういった結果が出るのか調べることも多いので、そういう意味で検索シェアの多いYahoo!とGoogleの検索結果を気にしながら検索するというシーンは多いですね。基本的に検索行為の選択のポイントはやっぱりそこかなぁ。
僕は検索サービスはもう技術・品質競争ではないと思っています。結局、安心感とかそういう世界だと思うんですよね。日本でYahoo!Japanのシェアが未だに高いっていうのがそれを如実に表していて、そこそこの検索結果が出ていれば実際のところどっちが正しいかなんて比べようがないので、誰も気にしていないと思うんですよ。確かにグローバルではGoogleのシェアが圧倒的な国が多いみたいですが、日本ではYahoo!Japanがトップだし非英語圏の国々でも結構違いますよね。そういう意味で、その人の行動導線に如何に入っていくか、如何に「この検索ボックスで検索するのが当たり前だよね」と思ってもらえるようにするかという話かなと思います。
話が変わってしまうかもしれませんが、このあいだ聞いていて面白かったのが、なにか商品を買うときのクチコミを調べるのに、人によっては価格.comで検索するとか、人によってはGoogleで検索してほかの人が書いたレビューを参照するとかが一般的だと思うんですけど、最近の若い人はmixi日記を検索するらしいんですね。mixi日記でたくさん書かれているっていうことは話題になっているということだ、みたいな。結局、そのサービスに合わせて使う側がどう使うか、という話なので、技術の話って利用者はそんなに気にしてないのかもしれないっていうのは個人的な印象ですかね。

僕はジェイソン・カラカニス(注:Mahaloの創業者)がすごい好きで、Weblogs, Inc.っていうブログネットワークの会社を立ち上げていたこともあって昔から参考にしていたり、彼のキャラクターも好きなんで、ある意味ファンなんですけど、そういう意味でMahaloは興味を持っているんですよね。Googleの問題点なのか既存のインターネットの問題点なのか微妙なラインですが、検索して見つけられない情報ってすごいたくさんあると思うんですよ。点在していて組み合わせればわかる情報、たとえば「Twitterの国別のシェア」を知りたいときに、「Twitter」「国別シェア」って検索しても出てこなかったり、雑誌の発行部数とか恐らく情報としてはどこかにあるのだろうけど開示されていなかったり、自分が知りたい形でまとまっていなかったりとか。そういうのを助けてくれることによって利用者が楽になるっていうのは、多分いろいろなアプローチがあると思うんですよね。Mahaloはそのアプローチの1つとしてすごい面白いなと思っています。検索リテラシーの高い人は検索すれば同じものを見つけられるかもしれませんが、それをより見つけやすいところに出してあげることによって見つけやすくするみたいな行為っていうのはまだまだ可能性はあると思うんですよね。
そういう意味で個人的にはNAVERまとめはMahaloに近いアプローチを取られているので、すごい興味があります。おそらく「まとめる」っていう行為が、今後確実に重要になると思うんですよ。ネット上の情報の量自体はもう完全に臨界点を超えていて、一人の人が使いきれるデータ量を超えているので、より情報が増えれば増えるほど検索リテラシーが必要になってしまって、どちらかというと、どんどん不便な世界になりつつある気がします。スパムがどんどん増えて関係のない情報がどんどん増え、見つけたいものがどんどん見つけられなくなっているんで、それを如何に見つけやすくするかっていうのが最も重要なテーマで。そこを解決するのはテクノロジーかもしれないし、人力かもしれないし、集合知なのかもしれないですけど、そこはまだインターネットで実現できていないことが多いですよね。それは凄い興味がありますね。





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SLAM DUNK第一話からのファンとして。こういうのって、一人の人間が思い出すのはすごい難しいんですが、こうやってみんなであつめると、記憶が蘇ってきますよね
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本当は公式サイトでやらなければいけない仕事を、こういうところでまとめて頂いているのが実にありがたいです。NAVERまとめの一つの可能性を感じさせる例ではないかと思います
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上記と同じですが、一人一人で探すと結構面倒な作業を、こうやって複数のメンバーでまとめることができるのは面白いと思います。最終的に投票で順番が決まるのもNAVERまとめならではですね
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量の質問に対して、必死におまとめマンが回答していく姿が実に印象的です。NAVERさんのNAVERまとめへの本気度が伝わってくる(?)一品ではないかと思います